仲田シリーズ

神奈川県警の仲田蛍刑事が、「社会に追い詰められた子どもたち」が絡んだ事件を解決していくミステリー。既刊3作。

天祢涼

探偵役は同じですが、つながりの緩いシリーズなので、どれから読んでも大丈夫です!

シリーズ4作目『少女が最後に見た蛍』が2023年11月発売予定!

登場人物

仲田蛍(なかたほたる)
神奈川県警多摩警察署生活安全課に所属する刑事。小柄で、ほんわかした雰囲気の女性。これまで子どもが絡んだ事件をいくつも解決してきたが、関係者の心情を〝想像〟して捜査に臨む姿勢が男性陣から疎まれている。

壁巧(まかべたくみ)
神奈川県警本部刑事部に所属する刑事。母子家庭で苦労して育った。かつては自分の出世が第一だったが、仲田と出会ったことで変化が訪れる。

シリーズ既刊

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少女が最後に見た蛍

シリーズ初の短編集。

「警察官になったのは、あの子の自殺に責任を感じてるから?」
未成年による事件を次々と解決に導く敏腕女性捜査員の心にはかつて、唯一救うことのできなかった少女が深い影を落としていた――。

陽だまりに至る病

小学五年生の咲陽は、「父親が仕事で帰ってこない」という同級生の小夜子を心配して家に連れ帰る。だが、コロナを気にする母に小夜子のことを言いだせないまま、自分の部屋に匿うことに。翌日、小夜子を探しているという刑事・真壁が咲陽の家を訪ねてくる。小夜子の父親が、ラブホテルで起きた殺人事件の犯人ではないかと疑念を抱く咲陽だが……。

あの子の殺人計画

第3回細谷賞選出
椎名きさらは小学五年生。母子家庭で窮乏している上に親から〈水責めの刑〉で厳しく躾けられていた。ある時、保健室の遊馬先生や転校生の翔太らに指摘され、自分が虐待されていると気づいて母親殺しを計画する。

一方、川崎市で風俗店のオーナーが刺殺される事件が発生。オーナーのもとで以前働いていた椎名綺羅が捜査線上に浮かぶが、彼女には「娘のきさらと一緒にいた」というアリバイがあった。手詰まりになった真壁は、仲田に協力を仰ぐ。

希望が死んだ夜に

2019年本屋大賞発掘部門最多票獲得
神奈川県川崎市で、14歳の女子中学生・冬野ネガが、同級生の春日井のぞみを殺害した容疑で逮捕された。少女は犯行を認めたが、その動機は一切語らない。なぜ、のぞみは殺されたのか? 二人の刑事が捜査を開始すると、意外な事実が浮かび上がって──。現代社会が抱える闇を描いた、社会派青春ミステリー。


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