iOS11は小説を書くのに使えるか?

小説を書くときはMac、打ち合わせ用にゲラをチェックするときはiPad mini 2を使っているミステリ作家・天祢涼です。

先日、Appleが発表したiOS11。まだ開発中ですが、レビューサイトによると、こいつをiPadにインストールした場合、MacのようなDockが追加されたり、ファイル管理がパソコンっぽくできるようになったりと、大幅な機能改善がされているようですね。「今度こそノートPCのように使えるかも!」という期待の声も散見されます。

「かわせみ2でないと小説は書けない!」と頑なに言い張っていた自分ですが、昨年、中古でポメラDM100を購入してからというもの、「日本語入力ソフトなんて慣れの問題だな」とあっさり考えを改めました。荷物が重たい日はMacBook Pro 13インチではなくポメラDM100だけ持って打ち合わせに行きますが、まったく問題なし。担当さんの指摘をきっちりメモできます。

それでも、やっぱり「かわせみ2」の軽さとカスタマイズ性は最高ですけどね!

というわけで、iPad+iOS11の組み合わせでキーボードを持ち歩けば充分仕事に使えるのでは? MacBook Proもポメラもお役御免になるのでは? と期待してはいるのですが……うーん、どうだろうか(^_^;)

完成品はどうなるかわからないのですが、iOS11のDockはディスプレイに触れないと表示されないみたい? なるべくキーボードから手を離したくなくて、キーボードスタンドをDIYまでした(正確には「してもらった」)自分からすると、いちいちディスプレイに触れないとアプリを切り替えられないのは結構な負担です。

キーボード台がない? なら、つくってもらえばいいじゃない

自分の場合、小説を書いているときは周りが見えなくなるんですよ。外で大雨が降っていても気づかないこともしばしば(逆に言えば、外の音が気になるときは集中できていない)。なので、キーボードから手を離して、いちいちディスプレイに触れていると、その度に集中力が途切れてしまいそう。一旦集中力が切れるともとに戻すのが大変なので、その意味では小説を書く道具にはなりそうにない。打ち合わせでメモを取る道具としては期待できるかもしれませんが……。

ただ、以前iPad用にフルキーボードを買ったこともあるのですが、ショートカットが微妙に使いにくくて、結局、断念してしまったのです。これも慣れの問題なんでしょうけどね。

自分にとってiPadは、少女漫画を読んだり、動画を観たりする「コンテンツを楽しむ」ためのデバイス。「コンテンツを創造」するのはMac。そう定義してしまったのですが、果たしてiOS11で覆されるかどうか。リリースされたら、いろいろ試してみます。

はい、なんだかんだ言っても、新しいiOSが出るのは楽しみなのです(笑)。