『境内ではお静かに 神盗みの事件帖』

カバー装画:友風子
カバーデザイン:西村弘美
発売日:2021年5月24日
定価:1800円(税別)
出版社:光文社


兄が宮司を務める源神社で働きながら、巫女の久遠雫と様々な事件やトラブルを解決してきた坂本壮馬は、ついに雫に想いの告白を決意。
しかし告白直前、雫はカレシだと、清宮聖哉(きよみや せいや)を連れてきた。聖哉はなんと人気アイドル! ショックを受ける壮馬だが、雫はなにかを隠している様子だし、清宮にも事情がありそうだ。
そんな中、源神社の大事な御神体・今剣が盗まれた! 壮馬は複雑な思いを抱きつつも、兄の依頼で雫と、なぜか清宮も一緒に事件の解明に乗り出すが──。

19作目です。『境内』シリーズ第三弾。帯つき版と並べたものがこちら。

今回も友風子さんのイラストがかわいい。西村さんのデザインもすてき(o>▽<)o

フリーペーパー

今回もフリーペーパーをつくりました。天祢涼の本の販促目的でしたら、どなたでもご自由にお使いください……というか、むしろ使ってほしい、せっかくつくったので。個人で眺めるのも大歓迎! A4裏表です。こちらからダウンロードできるので、印刷していただければ。下記画像のようになっています。書店員さんのコメントや過去作の展開写真、裏話やシリーズの今後のことなど盛りだくさん!

内容について

上記あらすじのとおり、雫にカレシができたり、密室から御神体が盗まれたりするお話です。

雫にカレシができる展開は、前々から決めていました。担当さんに構想を話したところ、「壮馬がかわいそう」と笑ってたので、これはいけるかな、と(笑)。事前にゲラを読んでくれた人からは壮馬に同情論が集まって、「作者は鬼」「ドS」など散々な言われようですが(^_^;)

でも作者は、壮馬くんが大好きだし応援してるんですよ……説得力がないかもしれないけど。

なお、雫のカレシとなる「アイドルの清宮くん」は、新キャラであって新キャラでありません。以前も書いたとおり、この意味がわかる人が一人でもたくさんいると大変うれしい。

御神体が盗まれるミステリーも、前から考えていました。これに関しては『小説宝石』にエッセイを寄稿したので、後日改めて(たぶんウェブにもアップされると思います)。

販促物のこと

今回は、なんと栞と鳥居(!)をつくってもらいました。ありがたいことです。鳥居はペーパークラフト的なものなのですが、立体感覚がある人でないとつくれないやつだよ、これ……。製作者の頭がよすぎる。

どちらも数量限定なので、書店さんで巡り合ったら幸運だと思っていただければ。また、今回も天祢涼お手製フリーペーパーがあります。

ちなみに、栞と鳥居に使われている御朱印は、天祢涼がサイン本に捺している「御朱印ハンコ」です。まさか公式アイテムになるとは……!


これとは別に、天祢涼が個人で豆色紙をつくっています。置いてくださる書店さん、大募集中。「売場の関係で単行本は無理だけど、過去2作の文庫を置きたい」という人も、ぜひご連絡ください。なにかおつくりします。

天祢 涼
1作目の実売率がいいところまで行ってる(気がする)ので、なんとかして重版まで持っていきたい。

この先のこと

『境内』シリーズは、構想は第六弾まであるのですが、次の第四弾『神降ろしの事件帖(仮)』が一応の完結編になる予定です。書きたいこと、書かないといけないことがたくさんあって際限がなくなりそうなので、とにかく壮馬と雫の関係はきっちり決着をつけたいなあ、と。

最初と最後の場面は既に決まってます! 真ん中はなに一つ考えてないただいま構想中です。


ありがたいことに、最近になってお仕事が増えたり、光文社の担当さんと一度シリアス路線の小説を書く相談をしたりしているので、刊行は少し先になると思います。ただ刊行するだけでなく、過去作と合わせて大ヒットさせて、アニメ化とかして、友風子さんの描いてくれた雫がしゃべるのを観たい。

その野望を実現させるため、プロットを練りつつ、ほかのお仕事もがんばります(`_´)ゞ

友風子さんとは、5月29日21時からインスタライブでお話しさせていただきます! ぜひご覧くださいm(_ _)m