『邯鄲の島遥かなり』下巻を読了

貫井徳郎さんの新刊『邯鄲の島遥かなり』下巻を入手、早速読みました。大河小説の完結編。読み応えがあったし、なによりおもしろかった! 仕事や家のことそっちのけで、ほぼ一日で読了です。

最終章となる第十七部は紛うことなく大傑作ですが、個人的に好きなのは第十五部「野球小僧の詩(うた)」ですね。これ、野球好きにはたまらん青春小説です。これ一編だけで独立した小説にしてもいいくらい濃密でした。

ちなみに目次を見ただけで、ちょっとうるっとした←早い

最後まで読み終わって、そもそもの発端(という言い方が正しいのかわからんけど・笑)であるイチマツさんのこととか、島のこととかいろいろ考えてしまった。至福の読書時間でしたm(_ _)m

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天祢 涼
あまね りょう
第43回メフィスト賞を受賞してデビューしたミステリー作家です。代表作は次回作。読んだ人の胸を抉るようなミステリー、胸きゅんラブコメなミステリーを世に送るべく日夜模索中。このブログでは仕事情報のほか、MacやiPhoneのネタ、猫写真などをアップしております。