例えば、発売前に書店員さんだけでなく読者さんの力も借りてみるとか

ありがたいことに、発売前に自作のゲラやプルーフを書店員さんに配ってもらえることがあります。来月発売の新刊『境内ではお静かに 神盗みの事件帖』のゲラを読んでくださる書店員さんも、来週まで募集中です。詳細はこちらのツイートをご覧ください。

出版社からすれば金も手間もかかることなので、大変ありがたいです。書店員さんにお時間をいただくことにも感謝しています。それはもう間違いありません。このことを踏まえた上でお読みいただきたいのですが。


発売前に読者さんに読んでもらえる仕組みをもっと積極的にできないかな? とも思っています。


天祢涼は2013年に上梓した『セシューズ・ハイ 議員探偵・漆原翔太郎』で一度だけこの取り組みをしたことがあります。読者モニター(50人だったかな?)を募ってプルーフを配布、読んでもらい感想をいただいたのです。これの効果があったかは不明ですが、この本はそこそこ売れました(文庫版もなんのかので重版がかかった)。


最近はやっている版元が減ったようですが、SNSが生活に定着し、感想を発信しやすくなったいまこそ読者モニターをやってみたらおもしろいのではないでしょうか。もちろん転売ヤー対策で、名前入りサインを添えて(笑)。


わざわざ「発売前に読みたい」と申し込んでくる読者さんなら熱心に応援してくれると思うんですよね……ボロクソ言われて発売前に終了しちまうリスクもあるわけですが。


以上、なんの権限もないくせに無責任に書いてみた。いまのところ、自分の本でこれをやる予定はありません。〆切を伸ばしてもらってるので「やろうぜ」とも言いづらいもん。