くまざわ書店南千住店さんの合同サイン会無事に終了しました

遅くなってしまいましたが、先週の土曜日にくまざわ書店南千住店さんで開催された「作家31人合同サイン会まつり」無事に終了しました。当日来てくださった皆様、大掛かりなイベントを企画・運営してくださったくまざわ書店南千住のスタッフの皆様、本当にありがとうございました。

おかげさまで店頭にあった天祢涼の本は完売。はっきり言って予想外でした。ちょっとどう表現していいかわからないくらい、感激しておりますm(_ _)m モチベーションが上がりましたし、改めて「おもしろい小説を書こう」という気持ちが湧いてきました。

……でもイベントに来てくれた某社の担当さんから「天祢さんの本はもう売ってませんでしたよ」と言われたとき、「さがし方が悪いんじゃないですか?」と失礼極まりない台詞を言いかけたのは秘密です。

裏話をつらつらと

既に1週間経っているのでだいぶ記憶が薄れておりますが、こんなことがありました(順不同)。

  • 当日は、前述の担当さんだけでなく、知り合いの書店員さんや、以前のイベントで知り合った読者さん、『希望が死んだ夜に』のフライヤーでコメントを使わせてもらった人、シンガーソングライターのゆかはゆかさんなど、面識のある方がたくさん来てくださいました。みんな、ありがとう。人見知りなもので、知っている顔を見てだいぶ緊張がほぐれた!
  • お客さんとして来ていた白泉社の編集者さんと名刺交換。『フルーツバスケット』と『ラストゲーム』がいかに名作かを滔々と語って、終わってから猛烈に後悔しました。どうして俺は、一番好きな少女漫画『なんて素敵にジャパネスク』の話をしなかったんだ! あれも白泉社じゃないか!←後悔するところを間違ってる
  • 隣でサインしていた佐藤青南さんが、お客さんと軽妙なトークを展開。真似しようと思ってがんばってお客さんとトークしてみたら、お名前を書き間違えるという大失態をおかしてしまいました。名前を間違えてしまった方、失礼致しましたm(_ _)m
  • 似鳥鶏さんがサインペンを大量に用意してくれていて助かりました。似鳥さんは準備万端で手慣れた様子だったなあ。さすが!
  • 途中から手が空いたので、なぜかその場のノリで似鳥さんのサインをお手伝い。「似鳥さんの担当編集者です」「似鳥先生、早く原稿を書いてください」などと言っておりました。
  • イベント開始前に友井羊さんが現れ、サイン色紙だけ書いて「用事があるので後は任せました」と退場。サイン色紙は、なぜか自分と額賀澪さんの間に置かれました。気づいたお客さんが「なぜ友井さんの色紙が?」と驚く度に「本物です。一枚いかがですか」とアピールしてました。
  • 友井さんのサイン色紙は意外と気づく人が少なくて、最後は2枚残ることに。使命感に駆られた天祢涼と額賀澪さんは、イベント終了間際に「友井羊さんのサイン色紙だよ!」「あと2枚。早い者勝ちだ!」と謎のセリを始めることに。その途端、人が集まってきたのだから友井さん人気はすごい。
  • 最終的には823冊売れたそうです。出版不況と言われて久しいこのご時世にすごい数字です!
  • 50部刷った「天祢涼マガジン」は、天祢涼の本が完売した後はお客さんに手当たり次第配布。実は「イベントに行けないけどほしい」という打診がいくつかあったので、適当なところで配布をやめました。が、イベント終了後にほかの作家さんから「ほしい」という申出をいただき、在庫なしに。打診してくださった方、すみませんでしたm(_ _)m
  • 誉田龍一さんに散々煽られていた「神家正成VS.天祢涼のフリーペーパー対決」は、「神谷と天祢が手を組んで誉田龍一を倒した」ということで決着しました(嘘)。

5月19日のくまざわ書店南千住店さんでサイン本をお買い上げの方に、こんなものをご用意しました

2018.05.16

ほかにもいろいろあったのですが、キリがないのでこの辺で。

まつりの後は……

と、楽しくにぎやかなイベントの翌日、個人的に残念なことがありました。

子どものころ通っていた、柏の新星堂書店と浅野書店が5月20日をもって閉店。感傷に駆られて足を延ばしました。

新星堂書店は、年々売り場が縮小されていき、遂に閉店。売り場を歩いていたら色々な思い出が蘇ってきて、つい店長さんに話しかけてしまいました。「子どものころお世話になりました」だけで済ませるつもりが、店長さんが思い出話をしてくださって、こちらもつい思いの丈を話して、天祢涼名義で小説を書いていることまで打ち明けるなど、予期せぬ展開に。最後の最後にすてきな思い出ができました。お忙しいところ気さくに応じてくださった店長さん、ありがとうございましたm(_ _)m

新星堂書店で最後の買い物をした後は浅野書店へ。なんと創業92年の老舗書店。このお店は出版不況とは関係なく未来永劫存在すると思い込んでいたのでショックです。

閉店後の最後の挨拶を撮影してくださったツイート。何度も見て泣きました。

柏にはくまざわ書店、ジュンク堂書店さんができたそうで、本屋には困らないようですが、子どものころ通っていたお店が無くなるのは、やっぱり残念。今年に入ってから奈良の若草書店さん、新百合ヶ丘の小田急ブックメイツさんとお世話になっていた書店が立て続けに閉店してしまい、出版不況をひしひしと感じます。なかなか出口が見えませんが、とりあえず改めて思った。

本は、大事にしたい本屋さんで買おう