メモアプリをEvernoteからApple純正メモに乗り換えました

デビュー以来、Evernoteにネタを書き連ねてきたミステリー作家・天祢涼です。

でもMojaveにしたのを契機に、メモアプリをEvernoteからAppleの純正メモアプリに乗り換えました。

正直、Evernoteの方が使いやすいです。動作一つ取っても、Evernoteの方が洗練された感があります。純正メモは、かなりがんばらないとデフォルトのフォントは変えられないし(挫折した)、選択したメモを手前に表示させたときのウインドウサイズは小さいので固定されているし(これはBetterSnapToolで強引に対処した)、自分の使い方とは合わないところが多々あります。

にもかかわらず乗り換えたのは、天祢涼の作業環境ではEvernoteのバグが多くて、仕事に支障をきたすレベルにまで達したから。

例えばGemini PDAに入れているAndroid版は、文字を打ち込んだとき最初の一文字を取りこぼしたり、勝手に消したりする挙動が頻発します。Mac版では、致命的なことにMojaveでSpotlight検索に引っかかりません。

後者に関しては海外のEvernoteフォーラムでも話題になってました。

人間がつくるものだから、バグがあるのは仕方ありません。でも最近のEvernoteは、バグの修正が遅すぎるのが難。Spotlight検索に関しても、Mojaveのリリース直後から報告されていますが、未だに修正されていません(macOS10.14.3、Evernote7.8で検証)。

長年お世話になったし、愛着もあるのですが、Mojaveのダークモードで小説を書いていきたいので、別のアプリに乗り換えるしかありませんでした。

Google Keepも考えたのですが、AppleがいつGoogleを排除するかわからないので(笑)、すなおに純正のメモアプリを選択。MacやiPhoneでしか使えない不安はありますが、もう20年以上Macを使ってるので、いまさらWindowsに乗り換えることもないでしょうしね。Androidからも、がんばればアクセスできないことはないです(実用的じゃないけど)。

Evernoteから書き出してメモに読み込んだ後、誤算だったのはレイアウトが大幅に狂ったこと。ついでなので不要なメモを削除しつつ、半日かけて整理しました。

Evernoteからの移行も無事に終わったのでアカウントを削除……かと言えばそんなことはなく、ウェブ記事のクリップなどでは引き続き重宝しております。Pocketは無料版だと記事の保存ができないので、Evernoteのウェブクリップはとっても便利。時間が経ったら消えそうな記事や、小説のネタに使えそうな記事は全てクリップしています。

……本当にバグが少なかったらEvernoteをメインで使い続けたんだけどなあ(^_^;)

ただし、Appleメモは同期が爆速で、いちいち同期ボタンを押さなくてもいい。これはかなり便利です。前述のように、アプリの使い勝手は個人的にイマイチなのですが、この点は気に入っています。

以上、EvernoteからApple純正メモに乗り換えた話でした。少し前に取材してもらったときと、小説の執筆環境が変わりつつある(笑)。

『ジャーロ』2018年冬号で「どんな道具を使って小説を書いているか」について取材を受けました