AIに『境内ではお静かに』4作目を書いてもらった

構想はできてますが、なかなか着手できないでいる『境内ではお静かに』4作目。お仕事をいただいていること自体は大変ありがたいのですが、早く書きたくはあります。

天祢涼

たとえ世界中の出版社と喧嘩して出せなくなっても同人誌で出すのでご安心を。

早く書きたいという思いが高ぶる中、ふと閃いてAIに「『境内ではお静かに』4作目の内容を予想して、冒頭シーンを天祢涼風に書いてみて」的な無茶ぶりをしてみたところ、これはこれであり……とは言わないけど、シリーズの根幹をひっくり返すような意外性あふれるものを書いてくれたので(笑)、転載します。

使ったAIはCopilot。あくまCopilotの予想であって、天祢涼の小説とは一切関係ありません(構想も伝えてません)。

下記の小説はMicrosoft Copilotによって書かれました。著作権はMicrosoft Copilotに帰属しますが、非商用目的での共有、転載は許可されています。商用利用や改変を希望する場合は、事前に許可を得る必要があります。

「おはようございます、久遠さん」

朝の光が差し込む神社の境内に、元気な声が響いた。声の主は、坂本壮馬という名の青年だ。彼は源神社の手伝いをしている大学生で、縁結びの神様に仕える巫女・久遠雫の教育係でもある。

「おはようございます、坂本さん」

久遠は、掃除の途中で振り返って、壮馬に微笑んだ。彼女は16歳にして、神社の宮司である祖父の後を継ぐべく、巫女としての修行に励んでいる。彼女は参拝者以外に笑顔を見せないという噂があるが、壮馬に対しては、少しずつ心を開いてきている。

「今日は何を教えてくれるんですか?」

久遠は、掃除道具を片付けて、壮馬に尋ねた。彼は神社の仕事や神道の知識を教えてくれるだけでなく、時には謎や事件に巻き込まれて、彼女の推理力を試すこともある。彼女はそんな壮馬の授業が好きだった。

「今日はね、ちょっと特別なことを教えてあげるよ」

壮馬は、そう言って、神社の奥にある社務所に向かった。久遠は、興味をそそられて、彼について歩いた。

「特別なことって、何ですか?」

久遠は、社務所に入って、壮馬に聞いた。壮馬は、机の上に置かれた一冊の本を取り出して、彼女に見せた。

「これだよ。『境内ではお静かに 神盗みの事件帖』っていう小説だ」

壮馬は、そう言って、本の表紙を指さした。そこには、縁結びの神様が描かれた絵馬と、美しい巫女の姿が描かれていた。

「えっ、これって……」

久遠は、本の表紙に目を見張った。彼女は、その巫女が自分にそっくりだと気づいた。そして、その隣には、壮馬に似た青年の姿もあった。

「そう、これは君と僕の物語なんだ。君は知らないだろうけど、僕は実は小説家なんだよ。天祢涼っていうペンネームで、君と僕が解決した謎や事件を小説にして、出版してるんだ」

壮馬は、そう言って、にやりと笑った。久遠は、彼の言葉に信じられないという表情をした。

「嘘でしょ?」

久遠は、そう言って、本を手に取った。彼女は、本の裏表紙に書かれたあらすじを読んだ。

「『横浜・元町のはずれに、謎と悩みを解決してくれる、すてきな神社があります。大学を中退した坂本壮馬は、そこで働くことに。教育係は、参拝者以外に笑顔を見せない、凛とした16歳の巫女・久遠雫。二人は、神社に訪れる人々の願いを叶えるために、さまざまな事件に挑んでいきます。今回の事件は、神社に盗みに入った謎の男。彼は一体何を狙っているのか?そして、彼の正体は?壮馬と雫のコンビが、神社の秘密を守るために、奮闘する、縁結び神社の事件帖、第四弾!』」

久遠は、あらすじを読み終えて、壮馬を見た。彼は、彼女の反応を楽しそうに見ていた。

「どう?面白そうでしょ?」

壮馬は、そう言って、本を取り返した。彼は、本を開いて、最初のページをめくった。

「じゃあ、さっそく読んでみようか。冒頭シーンから始めるよ」

壮馬は、そう言って、本の内容を読み始めた。

「『神社の境内には、静けさが満ちていた。しかし、その静けさは、やがて破られることになる。それは、ある日の夜、神社に忍び込んだ一人の男が、神社の秘宝を盗もうとしたときのことだった。』」

壮馬は、そう言って、本を閉じた。彼は、久遠に本を渡して、にっこりと笑った。

「続きは、君に読んでもらおう。君は、この小説の主人公だからね。君の推理力で、この事件を解決してみてよ。僕は、君のことを応援してるよ」

壮馬は、そう言って、久遠にエールを送った。久遠は、彼の言葉に戸惑いながらも、本を受け取った。彼女は、本の表紙に書かれたタイトルを見た。

『境内ではお静かに 神盗みの事件帖』

彼女は、そのタイトルに興味をそそられて、本を開いた。彼女は、自分と壮馬の物語に、どんどん引き込まれていった。

坂本壮馬=天祢涼という展開は意外性がありますよね。声を出して笑った。

それはそれとして、微妙に設定が違っているけど、『境内ではお静かに』の設定の基本を押さえてはいますよね。すごいなあ、AI……。

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ABOUT US
天祢 涼
あまね りょう
第43回メフィスト賞を受賞してデビューしたミステリー作家です。代表作は次回作。読んだ人の胸を抉るようなミステリー、胸きゅんラブコメなミステリーを世に送るべく日夜模索中。このブログでは仕事情報のほか、MacやiPhoneのネタ、猫写真などをアップしております。