紙でも読んだのに『Xまでとどけ アイゾー版』電子版を読んだ理由

Kindleで『X（てん）までとどけ アイゾー版』を読みました。『MacFAN』で連載中の鈴木みそさんのエッセイ漫画「X（てん）までとどけ」をまとめたもの（発売されたのは2014年）。

実はこの本、発売直後に紙で勝って読みました。なのに、少し前に電子版でも購入。『あんたっちゃぶる』『おとなのしくみ』を愛読していた鈴木みそファンだから……というのも理由ではありますが、電子版『X（てん）までとどけ アイゾー版』には、紙版未収録の話も掲載されているとのこと。それを知って、嬉々として購入した次第です。

結論を書くと、めちゃくちゃおもしろかった！　そこそこ長くMacを使っている身としては、「こんな時代もあったなあ」と遠い目をしつつ、鈴木みそさんのコメディセンスに何度も笑わせてもらいました。一番最初にMacBook Airが発表されたときのこととか、ジョブズ手裏剣伝説（笑）とか、なつかしすぎる！

「OS Xにしたらクオークが動かないじゃん」という台詞に反応しちゃう人はもちろん、iPhoneを買ってからMacを使うようになった人まで、Appleの歴史が「鈴木みそ史観」で読める名著です。オススメ。

『MacFAN』ではこの単行本にまとまった後も連載が続いてるし、そろそろ2巻を出してくれませんかね、毎日コミュニケーションズさん。