向ヶ丘遊園の跡地で桜を見てきた

新型肺炎のせいで飲み会どころか花見もできない。でも桜は見たい。外に出て適度な運動をしないと違う病気になっちゃいそうだし。外出禁止令を出している都市でも適度な運動は認められている。どこか人けのないところを歩けないもんだろうか。というわけで。

毎年恒例、向ヶ丘遊園の跡地に行ってきました(先週のことです)。ここは敷地に柵が設置されていて中には入れないのですが、桜がきれいで個人的なお気に入りスポットなのです。周囲が公園でも広場でもない歩道なので宴会している人もおらず、静かに散歩するにはうってつけ(ちなみに今年は、誰ともすれ違いませんでした)。

まだ咲き切ってないけど、週末は雨だから仕方がない。今日くらいしか時間が取れないし。

柵の向こうに漂う廃墟感。撤去された遊具などの残骸がそのまま残っているっぽい。

去年は温泉を採掘していた場所。機器が撤去されているけれど、もう作業は終わったのかな?

「向ヶ丘遊園の跡地を散歩」は春の恒例行事だったのですが、来年から温泉施設にするための工事が始まるそうなので、桜をゆっくり見られるのはおそらく今年が最後。廃墟に咲き誇る桜が独特の風情があって好きでした。

失われてしまうこの風景を自分の小説に込められないか検討中。

天祢涼は歩くのが苦にならないのですが、割と急な坂をのぼらないとたどり着けないので軽い気持ちで行くのはオススメしません。
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天祢 涼
あまね りょう
第43回メフィスト賞を受賞してデビューしたミステリー作家です。代表作は次回作。読んだ人の胸を抉るようなミステリー、胸きゅんラブコメなミステリーを世に送るべく日夜模索中。このブログでは仕事情報のほか、MacやiPhoneのネタ、猫写真などをアップしております。