『境内ではお静かに小劇場』に反応ありがとうございます! 3作目進捗状況と、天祢涼が佐藤青南になれない件

『境内ではお静かに』3作目「巫女と御神体の事件帖(仮)」執筆に集中するため、ただいま休載中のエブリスタの連載『境内ではお静かに小劇場』。なんとなしに通知を見たら、休載中にもかかわらず本棚登録したり、スターをつけたりしてくれる人が続々! うおおお、ありがとうございます! めっちゃ感激です!!

既報のとおり、同じキャラクターでも3作目と小劇場では微妙にノリが違うので、混乱を避けるため小劇場の方は無期限で休載しています。

例えばヒロインの久遠雫は、小劇場の方が少しだけ嫉妬深いところを見せています……壮馬にとってはそっちの方がいいかもだけど(笑)。

通知のおかげで「早く再開せねば!」という思いを強くしましたが、まだまだ再開の目処がついていないので、せめてものお詫びで3作目の進捗状況をご報告。

現在、6分の5ほど書き上げています。既に最終章の執筆に突入。順調にいけば、今週中にも最後まで書けるでしょう。

が、最後まで書いても完成にはほど遠いです。

たぶん、自分は書くこと自体はそんなに遅い方ではないです。が、直すのに時間がかかるんですよ。プロットをScrivener 3できっちりつくるようになってからだいぶマシになったのですが、それでも書いているうちに矛盾や致命的なミスが見つかることが多々あって、その修正に時間がかかる。

天祢 涼
「こうした方がおもしろくなる!」という前向きな修正をすることだってあるんだからね!

完成した後も、担当さんの指摘を咀嚼し、反映するのにやっぱり時間がかかる。

友人の佐藤青南さんがこの動画で「自分が一日に書けるペースを知ることが大事(大意)」と言ってますが、天祢涼は10年やっても未だつかめません。一日の執筆文字数はてんでばらばら。10000文字書けることもあれば、-2000文字のこともあります(不要と見なした箇所をばっさり削るので)。

というわけで、書き上げるのにやたら時間がかかってしまうのです。前述のように、プロットをきっちりつくるようになってから少しマシになったんですけどね……プロットをつくるのにもそれなりに時間がかかるのですが。

少し話が逸れましたが、まとめると、『境内ではお静かに』3作目の完成→『小劇場』再開はまだ少し時間がかかりそう。楽しみにしてくれている人は、気長にお待ちくださいませm(_ _)m

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天祢 涼
あまね りょう
第43回メフィスト賞を受賞してデビューしたミステリー作家です。代表作は次回作。読んだ人の胸を抉るようなミステリー、胸きゅんラブコメなミステリーを世に送るべく日夜模索中。このブログでは仕事情報のほか、MacやiPhoneのネタ、猫写真などをアップしております。