『境内ではお静かに 縁結び神社の事件帖』

カバー装画:友風子
カバーデザイン:西村弘美
発売日:2018年11月19日
定価:1700円(税別)
出版社:光文社

 

信心ゼロの俺が、超美少女巫女の弟子に!?

大学を中退した坂本壮馬は、兄が神職を務める横浜・元町の恋愛パワースポットとしても有名な、伝統ある源神社で働くことになった。信心ゼロの壮馬の指導役は「この世にこんなきれいな子がいるのか」と見惚れてしまう美少女・久遠雫。彼女は、参拝者の前以外では笑わない、どこか謎めいた少女だった。

心霊騒動、端午の節句、就職祈願、夏の祭礼「夏越大祓式」などなど……。神社を巡るさまざまなことを引き金に巻き起こるトラブルに壮馬が体当たりし、雫が謎を解き明かす。そうしているうちに、雫に優しい一面があることがわかり、壮馬は少しずつ彼女に惹かれていく。でも雫は大学講師の鳥羽には普段見せない顔を見せ、壮馬は気が気ではなくなり──。

初詣に七五三、お宮参りや酉の市、日本人の暮らしに深く根ざし、パワースポットとしても注目される神社のお仕事をテーマに、明るく、意外性に充ちた、趣向溢れる本格ミステリー開幕です!

15作目です。「ジャーロ」連載中は『巫女の推理に御利益あり』というタイトルでした。帯つきはこんな感じ。

『罪びとの手』『風林火山異聞録』と男どもが熱い戦いを繰り広げる話が続いておりましたが、今回は神社お仕事ラブコメミステリー。「『花と●め』に載ってそうな話にしよう!」という密かなコンセプトがあったりなかったり。

登場人物についてはnoteに一覧をつくりました。

友風子さんの美麗イラストのおかげで突貫でつくった割に見栄えがするページになった\(^◇^)/

過去、書いていて「楽しい」と思った小説はたくさんあります。でも、こんなに幸せな気持ちになった小説は初めてです。子どものころ、少女漫画が好きだった気持ちが大爆発した感じ。神社という、知っているようで知らない場所も調べ甲斐がありました。姫路の神社に取材にも行きました。

『巫女の推理に御利益あり』の取材のため姫路に行っておりました

2018.02.23

「というわけで、ぜひ続きを書きたいんですよ!」と担当編集者に熱く語ったところ、「では徹底的に直してもらおうか」と3回も指摘の赤字で原稿が埋め尽くされ、発売が3ヵ月も延びたわけですが、そのおかげで連載版より大幅にクオリティーが高くなりました。

発売前に読んでくれた書店員さんからも高評価。例えば、こんなコメントをいただいております。

とにかく主人公の久遠雫が可愛い…! 彼女、読んでてかなり固い感じが最後のほうまでしますが、噛めば噛むほど味が出るといった感じでしょうか、読めば読むほど可愛いです。可愛さが滲み出てきます。

その久遠雫が謎を解いていく本作、各話ごとの伏線はかなりわかりやすく張ってあり、ライトなミステリー小説に感じますが、最後にやられました。クライマックスシーンのために、様々なところに散りばめられた伏線と、それを隠すインパクトあるストーリー、ミステリーとして読み応えバッチリです。

紀伊國屋書店福岡本店 藤田将門さん

謎解きあり!ラブコメあり!ときにブラック要素あり!?の和洋折衷ミステリー!!

とにかく読み終わって、まず思ったことは、「リアルでこんな可愛い巫女さんに会いたい!」でした。美少女だけど、営業時以外は氷のように態度が冷たく感じる彼女だけども、感情表現が不器用なだけで、本当はとても優しく、大切な人のためにたった独りで目的を遂げるために闘ってきたこと、そういった影の部分も共感でき、より一層魅力を感じることができました。

壮馬と出会ったことで、互いがそう変わっていくのか。今後がとても気になる作品です。ミステリー部分としても、「成程、そうだったのか!」と解決してほっとしたのも束の間、さらなる衝撃的な展開が何度も襲いかかり、ドキドキが止まりませんでした。

個人的には、雫と壮馬同様、お兄さん夫婦も目が離せなかったです。ぜひ続編を出していただき、雫たちにまた会えたら嬉しいです!

ブックポート中野島店 渡辺美由希さん

ほかにもたくさん感想をいただいておりまして、一部を抜粋してフリーペーパーに掲載しております。

このフリーペーパー、コメントをくださった書店員さんがいるお店には「その人のコメントが一番目立つ位置に配置されたバージョンをお送りする」という、なんとも凝った仕様になっております……いや、天祢涼自身がつくっているので「自分で言うな」という感じですが(^_^;)

裏面は『希望が死んだ夜に』の特集。版元の文藝春秋とは一切関係のない某出版社の営業さんから「『希望が死んだ夜に』について語らせてほしい」という熱いメッセージをいただいたので掲載させていただきました(多大なる感謝!)。

こんな感じで豆色紙もつくっております。舞台が横浜なので、横浜地区の書店さんには左下にイラストが入ってる特別バージョンを送付予定。こちらも天祢涼が自分でつくってます。

フリーペーパーも豆色紙もいくらでもつくりますので、ご希望の書店員さんはTwitterかFacebookにご連絡ください。

天祢涼が個人的につくっているので、問い合わせは光文社さんではなく当方にお願いします。

再三書いているように、「なんとしても続きを書きたい。そのためにはある程度の売上が必要」という思いから、必死になっていろいろやっております。応援いただけると、大変うれしく、ありがたいです。

読んでおもしろかったら、ぜひ感想をツイートしてください。嬉々としてリツイートさせていただきますm(_ _)m

タグをクリックしたら、『境内ではお静かに』に関するブログ記事がまとめて読めます。noteには冒頭の試し読みのほか、取材日記や番外編をアップしていく予定です。こちらもよろしくお願い致しますm(_ _)m