


『希望が死んだ夜に』のこと⑥担当さん達について
なにを書いても「ま、いいか。メフィスト賞作家だし」と思ってもらえそうだから、なんとしてもメフィスト賞でデビューしたかったミステリ作家・天祢涼です。念願叶ってメフィスト賞を受賞、これでどんなジャンルを書いてもOKな免罪符を...

劇団東京ミルクホール第21回本公演『カスカビアングラフィティ~春日部★青春狂騒曲~』
友人の佐野バビ市さんが主宰する劇団東京ミルクホール。3年前に活動を休止してしまったのですが、今年遂に復活! 第21回本公演『カスカビアングラフィティ~春日部★青春狂騒曲~』を観てきました。 舞台は1990年代の春日部。L...

『希望が死んだ夜に』のこと⑤地名の話
方向音痴で地理感覚が皆無、でも『ブラタモリ』は好きなミステリ作家・天祢涼です。小説を書くとき、舞台となる建物や地域の見取り図は考えますが、考えるだけでいい加減なことが多いです。年内発売予定の『銀髪少女VS.××人間(仮)...

『希望が死んだ夜に』を書評で取り上げていただきました!
昨日くらいから書店さんに並んでいる『希望が死んだ夜に』。千街晶之さんが「週刊文春」のミステリーレビューのコーナーで取り上げてくださいました! 書いてて楽しかった刑事二人(真壁と仲田)に焦点を当てて紹介してくださって嬉しい...

『リーマン、教祖に挑む』
カバーイラスト:丹地陽子 カバーデザイン:坂野公一(welle design) 発売日:2017年9月14日 定価:685円(税別) 出版社:双葉社 寂れた団地で急速に広がる新宗教〈ゆかり〉。...

『希望が死んだ夜に』のこと④登場人物の名前について
登場人物の名前を考えるのは好きだけど、書いているうちに「イメージが違う」と変えることも多いミステリ作家・天祢涼です。連載時のヒロインの名前を、本にするときタイトルに合わせて変えたことすらあります(文庫化されたら戻す予定)...

新型iPhone発表。ほしいのはX!……けど、ちょっと迷う(egwordに関する妄想もあり)
Appleが9月12日(アメリカ現地時間)、新製品を発表しました。iPhone10周年モデルとなるiPhone X(テン)やiPhone 8シリーズ、Apple Watchの新作など盛りだくさん……事前にリークされていた...

『希望が死んだ夜に』のこと③登場人物について
「少女が主人公の小説を書くことが多いですよね」とよく言われるミステリ作家・天祢涼です。そんなことはないだろう、と振り返ってみると、10代の女性主人公は美夜シリーズの音宮美夜だけでした。『謎解き広報課』も『探偵ファミリーズ...

『希望が死んだ夜に』のこと②表紙の写真が決まるまで
基本、表紙は担当さんにお任せしているミステリ作家・天祢涼です。方針をしっかり伝えていただければ、こちらからは意見を言わないようにすることが多いです(例外もあります)。 では『希望が死んだ夜に』の場合はどうだったかというと...

二階堂黎人さんの新刊『巨大幽霊マンモス事件』を拝受
ミステリ界のレジェンドのお一人・二階堂黎人さんから『巨大幽霊マンモス事件』をいただきました。二階堂蘭子シリーズの最新作です! 「四半世紀も続くシリーズの最新作で新たな傑作を生み出した」 飯城勇三(翻訳者・評論家) ロシア...

『希望が死んだ夜に』のこと①タイトルについて
読み終わった後に「そういうことだったのか!」と意味がわかるタイトルが好きなミステリ作家・天祢涼です。ネタバレになるから具体的な名前はあげませんが、あの作品中盤で敵役が口にする人間の定義、この作品終盤で主人公がライバルに呼...

どようびの猫写真「隠れてるつもり」

『硝子の探偵と消えた白バイ』(小島正樹さん)
小島正樹さんから『硝子の探偵と消えた白バイ』をいただきました! 中毒者続出、小島正樹ミステリの新境地! 警察車両を先導中の白バイが警官もろとも消失した。この怪事件に招聘されたのは「ガラスの探偵」の異名を持つ自称天才、朝倉...

『探偵ファミリーズ』に書評をいただきました
『ランティエ』10月号(角川春樹事務所)の「ニューエンタメ書評」のコーナーで『探偵ファミリーズ』(実業之日本社)の書評をいただきました! 選者は大矢博子さん。 天祢涼はもともと伏線の張り方が巧妙な作家だが、本書でもその技...