八重洲ブックセンター本店のランキングで『希望』が文庫8位、『殺人計画』が文芸書6位、そして『葬式組曲』が!

今週の八重洲ブックセンター本店さんのベストセラーランキングが発表されました。集計期間は2021年8月1-7日。1日に鈴木輝一郎さん主催のイベントにお招きいただいた関係で、拙著が多数ランクインしています。

文庫部門を見ると、『希望が死んだ夜に』が8位。発売後延べ10週以上にわたりランクインしていましたが、久々のランクインです。

文芸書部門では、『あの子の殺人計画』が6位。この本に関しては、なにげに八重洲さんのランキングでは最高位だったりします。1年以上前に出た本がこうして再ランクインすることは珍しい……と言いたいところですが、自分にとってはそれをさらに超える衝撃がありました。それは、

『葬式組曲』が4位

この本は2012年1月発売だから、9年半前に出た本がベスト5入りしたことになります(総合でも19位)。

本書はミステリー界隈では高い評価をいただき、いろんな賞の候補にもなったのですが、セールス的には「爆死」でした。なので、ベストセラーランキングの類いに入るのは9年半にして初めてです。いやあ、こんなことってあるんですね。双葉文庫版は「ほかでもう一度勝負したい」とお願いして絶版にしてもらってますが、これを機に話題になって、移籍先が見つかって、ドラマ化されたらいいなあ←先走りすぎ

……とまあ、はしゃぐのはこれくらいにして。

9年半前に出た本となると、普通は在庫があまり残っておらず、書店から注文が来ても出荷されないこともあります。今回のイベントに当たって出荷してくれた原書房の営業担当氏に御礼申し上げます。

もちろん、注文してくださった八重洲のスタッフUさんにも感謝です。Uさんは『葬式組曲』をかなりの冊数注文してくださった上に、サイン本までつくらせていただきました。本当にありがたいこと。何度お礼を申し上げても足りないくらいですm(_ _)m

天祢 涼
もちろん、買ってくださった方々にも感謝です。

『葬式組曲』単行本版のサイン本はあまりつくっていないので、ほとんど出回っていません。今後もつくる予定はないので、ほしい人はぜひ八重洲ブックセンター本店へ。いまならまだ在庫があるはず!

なお、イベント主催者・鈴木輝一郎さんの『印税稼いで三十年』は文芸書3位(総合10位)、一緒に登壇した篠田節子さんの『田舎のポルシェ』は文芸書2位(総合7位)、『鏡の背面』は文庫2位となっております。『鏡の背面』はイベント中、天祢涼が推しまくってたのでうれしい\(^◇^)/

2021年8月12日追記・スタッフさんからランキングコーナーの写真をいただきました。まさか『葬式組曲』がここに並ぶ日が来ようとは……。自分の本ではありますがすごいことですよ、これは!(笑) 本当にありがとうございますm(_ _)m

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天祢 涼
あまね りょう
第43回メフィスト賞を受賞してデビューしたミステリー作家です。代表作は次回作。読んだ人の胸を抉るようなミステリー、胸きゅんラブコメなミステリーを世に送るべく日夜模索中。このブログでは仕事情報のほか、MacやiPhoneのネタ、猫写真などをアップしております。