Adobe CS6 Production Premium購入

Cs6pp

連休前に書き下ろしの脱稿を目指し、朝から晩までInDesign CS6で小説を書いている天祢涼です。

ショートカットをいじりまくって「僕の考えた最強のテキストエディタ」と化したInDesign、重宝しております。「高い」という致命的な弱点があるので、Artman21の「Hagoromo」には期待しているのですが、いまは操作方法を覚え直している時間がないのでメインでは使っておりません(まだベータ版なのでデータが飛んでもこわいし)。

さて、そんな中、Adobe CS6 Production Premiumを入手しました。出版業界にいるかぎり縁もゆかりもないはずのソフトでしたが、CCが出て一年近く経っているのに今さら感あふれる購入の動機なんぞ。

そもそも買った理由

もともと2007年に買ったCS3を大事に使っていたのですが、OSX 10.9 Mavericksにしてから不審な挙動が目立つようになりました(アップデータが起動しないとか、プラグインがうまく動いてくれないとか)。それはそれで個別に解決して、なんとか使えるようにはしていたのですが、PhotoshopはもっぱらCCに頼るようになっておりました。

Photoshop CCは例の月額1000円で使えるコースに入っていて、なんら不満はなかったのですが……正直、自分の使い道だとCS3で充分なんですよね。「この先ずっと1000円払い続けるのもなんだかなあ」と思っていた時に、CS6の発売が、とうとう「2014年4月25日で打ち切られる」というニュースが。

だったらもう、いまのうちに買ってしまって、この先何年かはCS6で凌ごうと思った次第です。

買った場所

とはいえCS6は高い! 毎回アップデート料金を払ってられないのでInDesignだけ単体で買っていたのですが、全部入りのMaster Collectionは新規で30万円くらいする。無理、絶対!

が、通信講座の学割で安く買えるという情報を発見(違反でも違法でもなく、正規の購入ルートです)。これだとMaster Collectionも10万円台で買えるっぽい。じゃ、せっかくならちゃんとしてそうなところで買って、我流でごまかしながら使っていたPhotoshopやIllustratorの使い方も覚えてやれ! というわけでGoogle先生で調べた結果、オンラインのビデオ講座がしっかりしてそうなたのまなさんで購入することにしました。

で、なんでProduction Premium?

我ながら最大の謎。「DTP者なら映像系のソフトはいらんだろ! Master CollectionじゃないならDesign Premiumだろ!」とセルフツッコミを入れずには入られない。

まあ、一応理由はありまして。

前述のとおり、InDesignは単体でCS6を持っている。PhotoshopとIllustratorがあればよいので、一番安いDesign Standardにしようと思っておりました。でも値段を見ると、あと10000円ちょっと出せば、Design PremiumやProduction Premiumを買える。ついてくるソフトを見ると、この価格差ならPremium系にした方がよさそう。

で、Design PremiumとProduction Premiumの収録ソフトを見比べると、どちらも自分が仕事に使うソフトは網羅している(余談ですがPDFソフトはフリーソフトを駆使しているのでAcrobatは使っていません)。となると、あとはもうおもしろそうな方を選ぶぜ!というオモチャとしての判断基準ということに。

Master Collectionにするのが一番よいのですが、それだと料金が跳ね上がってしまう。出費を抑えられるところは抑えたい……と悩んだ末、Production Premiumをポチりました。友達がAfterEffect使いなんで、わからないことがあったら教えてもらえそうだし。←他力本願

実際の使い勝手

とりあえずCS6はMavericksで問題なく動くっぽいです。Photoshopだけいじってみましたが、全然問題なし。これなら解約金を払ってもCCはやめてもいいかな、と。試しに仮想ソフト上でも動かしてみましたが、重たい作業をさせなければ問題なさそう(MacBook Pro Retina クアッドコアの場合)。最悪、OSX 10.10でCS6がまったく動かなくなっても、当面はやっていけそうです。

まあ、それを云ったら、我が家は未だPowerMac G4 MDDが現役なので(今年で10年目!)、CS2でも充分なんですけどね。

AfterEffectやPremireは、いただいているお仕事に支障のない範囲で遊んでみます。年内に数冊の刊行を目指しつつ、新規連載の準備も進めておりますので……って、宝の持ち腐れになりそうな予感が半端ない(^_^;)

from 天祢 涼(あまね りょう)

天祢涼
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天祢 涼
あまね りょう
第43回メフィスト賞を受賞してデビューしたミステリー作家です。代表作は次回作。読んだ人の胸を抉るようなミステリー、胸きゅんラブコメなミステリーを世に送るべく日夜模索中。このブログでは仕事情報のほか、MacやiPhoneのネタ、猫写真などをアップしております。