短編「正義の味方」

Webスピンに天祢涼の新作短編「正義の味方」がアップされました。こちらからご覧ください。昨年、『スピン』に寄稿した「県警の番人」と同一シリーズです。一話ごとに完結しているので、「県警の番人」を読んでいなくても内容はわかります。

週刊誌の記者から取材を受ける警察官・一条。一見、堂々としている彼にはある秘密があった。「Q県警の番人」こと鏡監察官の密命に応えるためにも、絶対に秘密を守り通さなくてはならない……みたいなストーリーです。

本日発売になった『その血は瞳に映らない』は探偵役が20代の女性だし、相方は女子高生だしと女子率高めですが、「正義の味方」は天祢涼にしては男くさい話です……まあ、「県警の番人」からしてそういう話だったわけですが。

もちろん、作者としてはどちらも読んでほしい。

鏡監察官は書いていて楽しいので、もう何話か書いて本にできたらいいな、と思っております。