情報解禁になったようなので。
というわけで、新刊『どうせ死ぬなら殺してみませんか』が実業之日本社文庫より10月発売です。
これまで天祢涼の本を読んでくれている人の中には「『どうせ死ぬなら殺してみませんか』? どこかで聞いたフレーズだな」と思うことでしょう。そう、これは2022年8月に上梓した『拝啓 交換殺人の候』に出てきたフレーズ。『どうせ死ぬなら殺してみませんか』は『拝啓 交換殺人の候』を改題して文庫にしたものです。
変わったのはタイトルだけじゃない! 文章は全面的に書き直し。さらにストーリーの大筋は変わっていないものの、ある展開をまるごと変更しています。つまり『拝啓 交換殺人の候』と『どうせ死ぬなら殺してみませんか』は似て非なる小説……たとえるならキン肉バスターとターンオーバー・キン肉バスターのようなものです。
キン肉マン大好き・天祢涼
というわけで、『拝啓 交換殺人の候』を未読の人はもちろん、読んでくれた人も楽しみにお待ちくださいませm(_ _)m
文庫化のお話をいただいたときは「ほとんど手を入れなくてもいいかな」とも思ったのですが、なんか盛り上がって大幅改稿になりました。