『境内ではお静かに』今春2ヵ月連続刊行!

発売日は17日ですが、早いところでは今日から『Ghost ぼくの初恋が消えるまで』が発売になっているようです、というところで情報解禁。


今春、『境内ではお静かに 七夕祭りの事件帖』文庫化決定。さらに翌月には完全新作のシリーズ第三弾『境内ではお静かに 巫女と御神体の事件帖(仮)』発売。2ヵ月連続刊行です!

たくさんの応援をいただいているおかげで続きを出せることになりました。ありがとうございます。発売月は既に決まっているのですが、第三弾の修正が間に合うか不安なので「今春」と曖昧にさせていただくっ!(笑)


ストーリーに関しては、後日改めて。ただ、『七夕祭りの事件帖』に関しては『キョウカンカク』のように全部書き直すようなことはありません(『キョウカンカク』はやりすぎだったので参考にならないでしょうけど)。


もちろん両作とも、イラストは友風子さん、装幀は西村弘美さんです。『七夕祭りの事件帖』の表紙は、文庫用に新たに描いていただく予定。ラフの時点で既にかわいいので完成が楽しみ。

文庫化に伴い、単行本版『七夕祭りの事件帖』は重版がかかることなく、このまま販売終了になります。表紙が超絶かわいいので、ほしい方はお早めにどうぞ。

単行本版の表紙。かわいい。本当にかわいい。


以下、ちょっと思っていることを。


このご時世、自著が文庫化されるだけで充分ありがたいです。これまで出した中には商業的に失敗したため、文庫化することなく消えていくであろう本が何冊もありますからね。時々、「文庫化したら買います」と言ってくれる人がいるのですが、売れなかった本はそもそも文庫にならないのです。

だから『七夕祭りの事件帖』の文庫化はすなおにうれしい。これは間違いないです。


一方で、『境内ではお静かに』は何度か重版寸前まで行っているのにあと一歩が届かず、残念な思いもしています……いや、はっきり書けば、めっちゃ悔しい(^_^;)

特にシリーズ第一弾『縁結び神社の事件帖』文庫版はいいところまで行っている(気がする)のです。なのに重版に届かないのは、完全に自分の知名度や実力不足が原因。誰にも責任転嫁はできません。


猛省しつつ、今度こそ……と三度目の正直を目指し、3作目を少しでもおもしろくするベく、鋭意修正中です(`_´)ゞ 壮馬にシリーズ最大の災難が待ち受けているので、乞うご期待!

壮馬
なんで俺の災難に期待させるんだよっ!?


(壮馬の抗議は無視)それはそれとして、いま話題の未来屋書店発・GoTo読書で『境内ではお静かに 縁結び神社の事件帖』を神奈川県枠でエントリーしています。GoTo読書を展開中の書店さん、ここは一つ『境内』も展開いただけないでしょうか?←便乗宣伝(笑)

この記事が気に入ったらシェアお願いしますm(_ _)m
ABOUT US
天祢 涼
あまね りょう
第43回メフィスト賞を受賞してデビューしたミステリー作家です。代表作は次回作。読んだ人の胸を抉るようなミステリー、胸きゅんラブコメなミステリーを世に送るべく日夜模索中。このブログでは仕事情報のほか、MacやiPhoneのネタ、猫写真などをアップしております。