egword Universal 2.1はApp Storeでの配信になるようです

今朝起きたら、egword Universal 2.1のビルド323がリリースされていました。昨日の夕刻の時点では321でした。

まず322での変更点は次のとおり。

  • 検証のためのプライベートリリースです。

プ……プライベートリリース? もしや物書堂の中の人のプライベート写真や手紙が大量に収録されているのではという期待に駆られましたが、既に323がリリースされていてダウンロードできず、確認できませんでした(注・確認するまでもなく、そんなもの収録されているはずがない)。

そして323での変更点は次のとおり。

  • Mac App Storeの審査に向けてバージョン表記を“2.1b”から“2.1”に変更しました。
  • インスペクタの上線等のボタンが黒く塗りつぶされる現象に対処しました。

バージョン表記は便宜上のものだからいいとして、気になるのは「Mac App Storeの審査に向けて」の一文。これにより、egword Universal 2.1はApp Storeでリリースされることがほぼ確実になりました。もちろん、例えばScrivenerのように、App Storeだけでなく販売元のサイトから購入できる可能性もあります。また、Appleの審査が通らない可能性もゼロではありませんが……これはさすがに大丈夫でしょう。アプリをつくったことがないので断言できないけど(^_^;)

最終的な販売方法がどうなるかはわかりませんが、とりあえずApp Storeで配信されることは「99%決定」と見てよいのではないかと。

そうなると、次に気になるのはお値段ですね。2007年にリリースされたegword Universal 2の価格は、単体が14490円、egbridge Universal 2と辞書の同梱版が22890円でした。11年前と較べるとアプリの価格破壊が起こっています。あくまで私見ですが、この価格になることはない、少なくとも、この価格以上になることはないと思います。

多くの物書きが愛好していて、最近、天祢涼も使い始めたScrivener 3の価格は5400円。egwordと並んで天祢涼が使っている縦書きができるエディタHagoromoの価格は2200円。長らくアップデートされていないけど根強い人気を誇るiText Proの価格は1400円(価格はすべて2018年2月14日現在)。

これらを踏まえると、egword Universal 2.1の価格は1400〜14490円といったところでしょうか……って、予想の範囲が広すぎて参考になりませんな。高すぎると買ってもらえず、安すぎると利益にならない。アプリの価格を決めるのは難しそうです。

まあ、いくらになろうと120%買うんだけどね、俺は

いよいよ見えてきたegword Universal 2.1の正式リリース。楽しみで仕方ないです!

この記事を書いたのは朝。その後、323だと3本指タップで辞書検索が動作しないことに気づきフィードバックしたところ、数時間もしないうちに修正されたビルド324がリリースされました。物書堂さん、仕事早い!
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天祢 涼
あまね りょう
第43回メフィスト賞を受賞してデビューしたミステリー作家です。代表作は次回作。読んだ人の胸を抉るようなミステリー、胸きゅんラブコメなミステリーを世に送るべく日夜模索中。このブログでは仕事情報のほか、MacやiPhoneのネタ、猫写真などをアップしております。