『平成ストライク』文庫版

カバーイラスト:廣野小生
カバーデザイン:大原由衣
発売日:2020年10月25日
定価:780円(税別)
出版社:KADOKAWA



これは決して「過去」ではない。9つのミステリでたどる平成の軌跡。
JR尼崎駅で通勤電車を待っていたカメラマンの植戸は電車脱線の報せを受ける。その後、ホームで見かけた高校生が事故の取材現場にも現れて……(「加速してゆく」青崎有吾)。私は悪を倒すため、正義のために、彼のブログに殺害予告を書き込み続ける(「他人の不幸は蜜の味」貫井徳郎)。
平成に起きた、印象的な事件や出来事をテーマに9人の注目作家が紡ぐ衝撃のミステリ。今を手探りで生きる私たちの心に刺さる、珠玉の競作集!

昨年、南雲堂から刊行された『平成ストライク』が異例の早さで文庫化です。帯がつくとこうなる。

天祢涼は「From the New World」という短編を寄稿しています。デビュー作の探偵役・音宮美夜が、東日本大震災後の東北のある街に降り立ちます。

発表してまだ間もない短編ですが、読み返したらいろいろ気に食わないところがあって文章を直しています。

現状、音宮美夜の新作を今後書く予定はありませんし、書いたところで最近の作風と違いすぎて読んだ人が混乱すること必至ですが、自分を念願の小説家にしてくれた大切なキャラクター。同人誌でもなんでも続きを書きたいと思ってはいます。

それはそれとして、デビュー作の『キョウカンカク』は未だに時々感想をいただいて、唯一無二の犯行動機に絶賛の嵐(当社調べ)。復刊はいつでもウエルカム!ですm(_ _)m