小島正樹さんから新刊『モノクローム・レクイエム』をいただきました。
警視庁の特別捜査対策室五係と、民間の「怪譚社」を舞台に全五話の連作短篇。
隣家の窓に火中の戦時中の防空頭布姿の人を見た女子大生からの依頼で、その謎を菱崎真司が解明(「火中の亡霊」)。怪譚社というネット上で不思議な話を募集、購入した事件の背後には犯罪が隠されていて、犯人は制裁を受ける(「踊る百の目」)。
そしてラスト、警視庁を舞台に、彼らが探偵を始めた経緯や、それにまつわる謎が明らかに!
表紙の雰囲気がいままでの小島作品とちょっと違うかな? ありがとうございました!
天祢 涼(あまね りょう)