『Ghost ぼくの初恋が消えるまで』

カバー装画:久賀フーナ
カバーデザイン:長﨑綾 (next door design)
発売日:2021年2月17日
定価:1350円(税別)
出版社:星海社



なんで、いのり姉ちゃんがここにいるの?
殺されたはずなのに────

生方理人の下へ現れたのは、連続殺人の犠牲になった6歳年上の幼なじみ。犯人の顔を目撃していた幽霊────四条いのりは、連続殺人犯の逮捕への協力をただひとり彼女が視える理人に求めた。
事件の酷薄な真相がすべて明らかになる時、理人の初恋に終止符を打つ、哀切なもうひとつの真実とは。

ガチで青春ミステリーです。昨日ブログに書いたとおり、近所の遊園地の廃墟がモチーフ。ここと、前々から書きたかった「好きな人が幽霊になった話」が連結して生まれた小説です。

帯とイラスト

帯がついたものはこうなる。

帯にある「ぼくの初恋の記録」というのは内容を端的に表していると思います。

イラストは久賀フーナさん。本のイラストは初めてだそうですが、とてもそうは思えない! 表紙だけでなく、章扉もまた美しいのです。

こういうイラストが似合いそうな本を一度書いてみたかったので、大変うれしい。現状、この路線を書く予定はないのですが、あの出版社とかこの出版社、ご依頼どうですか?(笑)

サイン本について(注意事項も)

発売前にゲラを読んでくださった方々から高評価だったこともあって、今回、発売前にサイン本を自分史上過去最大クラスつくらせていただきました。

有名な話ですが、サイン本は書店のご好意でつくらせていただくもので返本できないのです。だから一冊でも多く売れてほしい! でないとサイン本の注文が来なくなるからな。というわけで、Twitterでサイン本のツイートをしてくださった書店さんは、完売目指して繰り返し、それこそGhostのように(笑)、リツイート等させていただきます(`_´)ゞ

天祢涼のアカウントに@ツイートしていただけると見落としが減ると思います。ご検討ください。

なお、今回はレーベルが星海社FICTIONSなので、書店によっては新文芸・ライトノベルのコーナーに置かれます。一方で、これまでの天祢涼の本と同じ場所に置いてくれる書店さん、新刊棚に置いてくれる書店さんもあるようです。どこに置かれているか店舗によってまったく違う神出鬼没BOOKになりそうですが、一通り棚を巡っていただければm(_ _)m

裏話

以下、例によって裏話(ほかになんか思い出したことがあったら追記します)。

  • 最終話は全然違うミステリーだったのですが、諸般の事情で採用せず。でもこのトリック自体は気に入っているので既に他社に持ち込んでいます。
  • 全部書いてからミステリーの構造が被っている話があることに気づき(全部で4話しかないのに!)、ある話の伏線を全部破棄して書き直しています。
  • いのり姉ちゃんのイメージはなんとなく頭に浮かべていたのですが、久賀フーナさんのイラストを見てあまりに自分のイメージどおりだったので、「久賀フーナは作者の思考を読み取るスタンド使いかっ!」と(自分の中で)騒然となりました。
  • 星海社の担当さんを紹介してくれたのがnext door designの方。そのご縁もあって、装幀はこちらのスタッフ・長﨑さんにご担当いただきました。next door designには『セシューズ・ハイ』シリーズの装幀もご担当いただいています。
  • 執筆前はいつも某アニメの予告動画を観て、自分の中で雰囲気に浸ってから書いてました。