『境内ではお静かに』はしばらく出せないけど

少し前にも書きましたが、『境内ではお静かに』の一応の最終作となる『神降ろしの事件帖(仮)』はしばらく出ません。

一応の最終作なので、壮馬と雫の関係に決着をつける話にするつもり。

『境内』はいろいろ思い入れがあるシリーズなので、どうせなら大ヒットさせたいんですよ。そのためには既刊3作に重版をかけねば! 1作目はいいところまで行ってる気がするので他でヒットを出せば重版をかけてもらえる! だから一旦別の小説を!……という思いがないわけではありませんが、前々から担当さんと「一度シリアスな小説をやろう」という話をおりまして、そっちを優先させているのが実情です。

天祢 涼
いや、大ヒットさせたいとは思ってるからね!(笑)

当面は『境内』を書く予定はないのですが、壮馬と雫を書くのは好きなので、エブリスタの掌編の方をぼちぼち書いています。

いま色々一区切りつきかけているので新作のプロットを考えはじめておりまして、執筆の時間がどうしても減ってしまいます。自分の場合そうすると筆力が落ちるので、世に出すあてのない原稿や、非商業の原稿を書いて「執筆の筋力」を保つようにしているのです。結果、「プロットを考えている間は商業以外の執筆が進む」という現象が起きます……原稿を待ってくれている担当さんには、貴様はうちの仕事しないてなにやってるんやと思われてるかもしれないけど。

というわけで、ただいま『境内ではお静かに』番外編は、下記のようなお話を執筆&構想中です。

  • 雫ちゃんが尼さんに?
  • 巫女さんから離れてください
  • ちっちゃい少年は壮馬がお好き?
  • 巫女には向かない相談
  • 桐島平は変わらない

日の目を見ない話もあると思いますが、気長にお待ちくださいm(_ _)m

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天祢 涼
あまね りょう
第43回メフィスト賞を受賞してデビューしたミステリー作家です。代表作は次回作。読んだ人の胸を抉るようなミステリー、胸きゅんラブコメなミステリーを世に送るべく日夜模索中。このブログでは仕事情報のほか、MacやiPhoneのネタ、猫写真などをアップしております。