新刊『罪びとの手』が6月29日発売です

『巫女の推理に御利益あり』は、単行本化にあたって『境内ではお静かに 縁結び神社の事件帖』に改題しました。刊行時の記事は<a href="https://www.amaneryo.com/2018/11/15thbook/">こちら</a>です。

ブログを書くのは好きだけど、ご依頼いただいている小説や書きたい小説が増えてきて、ちょっと更新ペースを落としているミステリ作家・天祢涼です。

ブログ休止中にSNSでは告知しておりましたが、こちらでも改めて。

新刊『罪びとの手』がKADOKAWAより6月29日に発売になります。

葬儀屋の矜持、刑事の矜持が絡み合う、衝撃&慟哭のサスペンスミステリー!
廃ビルで中年男性の死体が発見された。身元が判明しない中、葬儀屋が遺体を引き取りにくるが、葬儀屋・御木本悠司は、その遺体を目にした瞬間、刮目した。「これは俺の親父だ」。その偶然に疑問を持った刑事・滝沢圭は、単なる事故死と判断する本部に反発するようにその遺体に固執する。世の中を賑わす幼女連続殺人事件、葬儀屋の葛藤と苦悩、不遇な警察官を親に持つ刑事のトラウマ・・・・・・様々な要素が絡み合う中、意外な犯人と動機が明らかに! 平和な生活を犠牲にしてでも守らなければならない、刑事と葬儀屋の誇りとは・・・・・・慟哭の社会派ミステリー。

「House of M」というタイトルで予告していたこの小説。上記ストーリーからお察しのとおり、主人公の一人は葬儀屋です。同じく葬儀屋を描いた『葬式組曲』とはまったく異なる読み味のミステリ。身許不明の遺体が発見されたことで4つの謎が展開されます。

これまでで一番男くさいミステリです。『希望が死んだ夜に』とは違う路線でシリアス。銀髪少女もおバカな世襲議員も出てきませんが、お楽しみいただければ幸いですm(_ _)m

既に天祢涼の手は離れていて、担当さん始め関係者のみなさんがいろいろ尽力してくれています。表紙は、まだラフの段階ですが、ストーリーにぴったりのかっこいいものにしていただけそう。思いもかけない著名な方にゲラを読んでいただけることになったそうで、本当にありがたいかぎり。

少しずつ情報を解禁していきますので、ご期待くださいm(_ _)m

秋には『罪びとの手』とはまったく異なるラブコメ風味のミステリ『巫女の推理に御利益あり(仮)』を刊行予定。表紙イラストは連載中と同様、友風子にお引き受けいただけることになりました。

コミティアに担当さんと一緒にお邪魔してご依頼、快諾いただきました!

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ABOUT US
天祢 涼
あまね りょう
第43回メフィスト賞を受賞してデビューしたミステリー作家です。代表作は次回作。読んだ人の胸を抉るようなミステリー、胸きゅんラブコメなミステリーを世に送るべく日夜模索中。このブログでは仕事情報のほか、MacやiPhoneのネタ、猫写真などをアップしております。

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