『葬式組曲』文庫版

カバー装画:竹中
カバーデザイン:坂野公一(welle design)
発売日:2015年1月15日
定価:676円(税別)
出版社:双葉社

 

 

老舗酒造の杜氏である父と衝突して、実家を飛び出した次男。七年後、父の訃報にやむなく戻ると、「喪主はお前に」と不可解な遺言が残されていた。なぜ父親 は、跡を継ぐ長男を差し置いて、次男に葬式を任せたのか?(「父の葬式」) 葬儀を省く「直葬」が主流となった国で、死者をめぐる「謎」に戸惑う遺族たち ―女社長・紫苑が率い る北条葬儀社の面々は、式を滞りなく進められるのか。気鋭の放つ傑作連作ミステリー。

自作PV(プロモーションビデオ)。 ※注意・音が出ます!

しっとり真面目な表。

表をもとに裏話をぶち込んだ裏。

 

2012年に上梓した『葬式組曲』の文庫版です。単行本版の版元である原書房は国内ミステリの文庫レーベルがないため、双葉文庫での刊行となりました。別に原書房の担当さんと喧嘩したわけじゃないからね(笑)。

帯を取るとこんな感じ。

soshiki-cover

以下、いつものようにネタバレしてない裏話。

  • 『葬式組曲』を上梓した後、真っ先に仕事を依頼してくれたのが双葉社の担当FY氏でした(それで誕生したのが『もう教祖しかない!』)。その担当さんの手で文庫にしてもらって感無量。
  • ほぼ別物に改稿した『キョウカンカク』の文庫版に対して、こちらは基本はそのままです。ただし、一部ミステリ的に「こうした方がおもしろい」と判断したところは手を入れています。また、文章は全体的に改変。これは巧拙の問題ではなく、単行本版と文庫版の文字数・行数が違うため、そのまま流し込んだら読みにくい箇所が多々あったためです。
  • 入稿原稿を作成するため単行本版を読み返している際、「書いた奴の性格の悪さが滲み出てる」と思ったページがありました(どこかはご想像にお任せします)。
  • 装幀を担当してくださったのは、welle designの坂野公一さん。天祢涼の単独著作9作のうち5作をつくってもらっております。任せておけば間違いない、安心のデザイナーさんです。
  • 装画をお願いしたのは、初めましての竹中さん。単行本版の岡田尚子さんの装画もすばらしかったのですが、それに匹敵する絵をいただけて感謝しております。
  • 解説は千街晶之さん。単行本版のレビューを『週刊文春』で拝読してから、「いつか文庫化した時はお願いできないかなあ」と思っておりました。大変うれしい解説をいただいて感激です。今日だけで3回も読み返しちゃいましたよ。
  • 『都知事探偵』に続いて、今回もプロモーションビデオ(PV)を作成しました。編集部はノータッチ。天祢涼の著作宣伝のためなら無断転載は歓迎。その他の場合は応相談ということで。
  • 前回のPVはAdobeのAfter Effectsでつくりましたが、今回のはAppleのFinal Cut Pro X。After Effectsよりできることは少ない(らしいの)ですが、直感的に操作できるので素人には使いやすい。次回以降もこっちでつくろう……って、次もつくる気まんまんですな。でもあくまで趣味なので、〆切が立て込んでいたらあきらめます。

※2015年1月16日関連リツイートを追記

 

天祢 涼(あまね りょう)
天祢涼

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ABOUTこの記事をかいた人

あまね りょう
講談社のメフィスト賞でデビューしたミステリ作家です。著書に『キョウカンカク』『葬式組曲』『謎解き広報課』ほか。このブログでは仕事情報のほか、MacやiPhoneのネタ、猫写真などをアップしております。